スカーレット Scarlett
Scarlett by Alexandra Repley
スカーレット 森瑤子 訳
とっておきたい本、捨てる本を選ぶ断捨離中の出来事。
10年以上前に読んだ翻訳本のスカーレット、再び目を通してみた。
英語の勉強がてら、翻訳本は原書と比べながら読むことがある。
日本語で良いな、と感じた文章の英語での表現を確認することも。
スカーレット原書についてはは日本語翻訳版を読み終わった後に購入し、目を通さずそのままであった。
読み始めてすぐ、原書と日本語訳の違いに驚いた。誤訳、意訳、超訳?というのだろうか。
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日本語訳
「スカーレット・オハラ・ハミルトン・ケネディ・バトラー。二十八歳。そば降る雨の中、メラニー・ウィルクスの葬儀が行われていたアトランタのオークランド墓地はまた、スカーレット自身の無惨に引き裂かれた半生、その無数の悲しみの断片が散りばめられた場所でもあった」
原文
「The jagged pieces of Scarlett's shattered life were all around her there in Atlanta's Oakland Cemetery」
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日本語訳
「スカーレットはアシュレの手首を掴むと、危険な穴から彼を引き離そうとした。彼は無我夢中で彼女に逆らっった。」
原文
「She grabbed Ashley around the waist, tried to pull him away from the danger. He fought her.]
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断捨離としては原著を手元に置く、ということで簡単に決めることができた。
日本語版、さようなら。。